月と海の間で

ゆらゆらと 波にゆられて 思うこと

Life〜ライフ

ペットショップで シリンジと 猫たちの餌を購入したが 結局 鳥かごは 

買わなかった。雛鳥はまだ 小さな巣のような暖かい環境が必要で それに 

壊れそうなデザインのものばかりだったから。

 

2時間ちょっと 家を空けたので すぐに シリンジで マンゴーピュレーを 

あげたが 使いなれず 押しすぎた気がした。

雛鳥は それでも 食べた後すぐに眠った。

そして 私も 一緒に 昼寝をした。

雛鳥のウンチの匂いが かすかにしてきて 目をさますと 雛鳥が 苦しそうに

嘴をあけたまま 呼吸をしていた。

 

こんなに 小さな体で このような呼吸を始めるというのは もう長くないのかも

しれないと思いながら ゆで卵の白身をすりつぶしたものが 餌にはいいという

情報を得て 卵を 茹で始めた。

雛鳥の入った 小さなカゴは キッチンの スツールの上に置き いつでも 状態を

確認できるようにした。

 

でも さらに 呼吸が苦しそうだ。とりあえず 少しだけ 隙間を作って カゴに

タオルをかけた。なんだか 卵は 茹でなくても良い気がして 調理台の電源を

切った。そして 縁側に出て 干してある 仕事用のシーツを たたみ始めた。

全部 たたみ終えて オフィスの クローゼットに仕舞い 雛鳥の様子を見に行った。

雛鳥は 口から少し血を吐いて 死んでいた。

 

昼寝する前に 成長するにつれて どのような 餌が必要か?という 情報を

読んだ。そこには 助けなくてもいい雛を 助けている場合がありますということが

書かれてあった。植物も含め 生き物の世界は きっと 全部そうだが 生まれて

きても すぐに死んでいくものもいる。また 何度か 死ぬような目に遭いながら 

生き伸びるものもいる。

が そのことを レスキューする前に きちんと見極めてくださいと 読者に

語りかけているそのサイトが とても本気な人によって 作られたのだと思った。

できれば 巣を探し 親鳥に餌付けされることが 生き延びれる鍵ですともあった。

それほど 小鳥の生命は 繊細なのだ。

 

9歳の頃 シャーレで メダカの卵を孵化させようとしたことがある。

水槽だと 大きすぎて うまくその様子を 観察できないが シャーレなら

それが よく見えるからだ。 孵化した後で 日差しの強いところに シャーレを

置いていたために 3日ぐらい 水を変えるのを 忘れていたら 中の水が乾いて

しまい 底には 孵化しばかりの メダカの 赤ちゃんが 乾いたまま 張り付いて

いた。

おかしなもので 何を思ったのか そこに水を入れると 乾燥しためだかが 

ふやけて 息を吹き返すと 水を入れてみたが 何も 起こらなかった。

 

死んだ雛鳥を手に取り 数羽の鳥たちが眠っている辺りに シャベルで 穴を

掘り始めた。すると 青いガラス玉が そこから出てきた。

それは 深い 海の色をしていた。

まるで 雛鳥の魂と 引き換えに このガラス玉が そこにあるようだった。

ティの葉に 雛鳥を包み それを 穴の底に置いて土をかけた。

そして ガラス玉を 持ち帰った。

 

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