月と海の間で

ゆらゆらと 波にゆられて 思うこと

自分を見つける治療法

世の中 とても便利になって どんな時間でも お腹が空けば コンビニが 

助けてくれる。

真夜中に 一人寂しくなっても コンビニに行けば あったかいお茶が買えて

レジの人と ほんの一瞬でも 会話を交わすことができる。

自分のことを 人任せにしすぎた結果 人は自分が 誰なのか わからなくなる。

そんな時 手軽にできる 自己治療がある。

それは 自分のことを 自分ですることだ。

まずは トイレ掃除。日に何度も 使用するところ。

それなら 気持ちのいい環境を維持して そこに行くことが 楽しみの一つにでも

なれば 閉めたもんだ。

なぜなら トイレは 手放す場所だから。そこに行かなくては 手放せないものがあ

る。そして その行為は 体にとって 食べ物を取り込むことより 大事なことだ。

ジャンクフードを食べずとも 体は毎秒感じるストレスにさらされ ストレスホルモン

を 分泌している。それは 体にとって 毒のようなものなのだ。

それを 排出できなければ やがて 病気になる。

だから まず トイレの掃除をする。

 

次は トイレを掃除したついでに 玄関や 寝室、リビングルームを 掃除する。

寝室では 最低 4〜6時間以上過ごすわけで 頑張る自分をしっかりと 休ませて

あげれる 空間作りが大事だ。 アパートに住んでいる人は ついでに 玄関の外や

階段まで 掃除すると いいのかもしれない。住処とはある意味 巣だ。

そこから 外の環境に向かい そして帰ってくる通り道をきれいにしておくと 

通り道の”気”が 浄化される。 

だから まず掃除。自分に対する リスペクトだ。

 

そして次は お料理。自分で 食べるものは できるだけ 自分で作るのがいい。

料理をしたことがない人は クッキングクラスに参加するといいだろう。

レパートリーが 少ない人には クックパッドがある。

誰かに 食べさせてもらうというのは 雛鳥の段階だ。コンビニが親鳥だ。

自分で料理するという過程には いろんなことがある。

材料を選ぶ、切ったり 炒めたりする、味付けをする、盛り付ける、などなど。

材料を選ぶ時 あなたは 食べるものの色を見る。からだは 大抵自分の中に 必要な

振動を持つ色の食べ物を 選ぶ。食べ物は 栄養素によって 食べるというよりは

その根本には 振動があるのだ。それは アーユルヴェーダ- アート オブ ビーイン

グという映画で 実験、証明されている。 その振動を感じる感覚が鈍ってくると 私た

ちは 体の望まないものを食べ続け 病気になる。

例えば CMの影響を受け 食べてみたいから食べる。が 体は それを 要求してい

ないかもしれない。

材料を 洗ったり 切ったりする作業は そのものの固さや 水分の含有量、繊維質、

まあ 早く言えば テクスチャーを 感じさせてくれる。脳の 感覚器官が フルに

活動する。それに 包丁は上手に使わないと 怪我をすることもあり なるだけ 集中

しようとすることも 脳にいつもと違う働きをさせることになる。

味付けにも 自分の感覚が必要になってくる。そして 匂いを嗅ぐことで 嗅覚も

働く。料理とは 触覚、視覚、味覚、嗅覚、聴覚、そして 第六感をはたらかせる

作業だ。どうして 聴覚?と思うだろう。材料を切る音、お湯が沸く音、炒める音

それらは 全て 聴覚で確認されるもの。

料理を することは そうした感覚器官があることを 思い出させてくれるだけでな

く 調味料の加減や 茹で加減は 想像からくる。

たかが料理 されど料理。料理という行為を通して 私たちは 実はいろんなことを

感じたり学んだりしている。 

だから 自分を見失った人、自分に出会いたい人は 台所に行くといい。

成長した 動物の全てが 自分たちで 自分たちの 飢えを癒すように 動物である

私たちにも その行為は必要だ。

最新のテクノロジーを 使っているからと言って 自分が動物であることを 忘れては

いけない。人間とは 動物界の中で もっとも 夢見がちな(現実離れが得意な)生き

物であるがために 自分さえ見失ってしまうという 一大事を 抱えている。