月と海の間で

ゆらゆらと 波にゆられて 思うこと

宇宙が 背中を 押してくれる時

かれこれ 10年以上前のことです。

ハワイでは 離婚届を 裁判所に提出する前に 公証人の前で サインを しなくては

いけません。大抵は 銀行や 郵便局に その資格を 持った人がいます。

当時 私は F銀行に 口座があり そこに案内があったので 行ってみました。

が 担当は 少し前に 移動していて その支店には いなかったのです。

それで 一番近いところで どこがやっているか?と聞くと そこから 

ワンブロック先の A銀行に 一人いるという話でした。

私は 車に乗り 駐車場を出て A銀行に 向かいました。

そこの駐車場に 車を入れながら それにかかる料金のことを 考えていました。

今考えると たった$20です。

でも 私は フルタイムの スチューデントで 卒業前の テストが控えていたし

クリニックでの インターンシップも それまでに 終えなくてはいけないし その

為に 週1ぐらいでしか 仕事ができなかったのです。

それと 当時住んでいた 旦那の家は 家族も多く 勉強する為の 環境ではなかった

ので入学以来 一人で 家を 借りていたのでした。

だから その家賃の支払いや 光熱費の支払いも 重なっていました。

もちろん 卒業までの 数ヶ月は 赤字の日々でした。

その時も そこで $20払ったら その週の 数日間を 1日 数ドルの 予算で

過ごさなくてはいけません。ハワイは 物価が高いので その予算では 食べれない

日も出てきます。

が 早く この書類を 提出しないことには 新たな一歩を踏み出せないと 強く

思っていたので 何が 何でも やらなくてはいけません。

財布と書類を持って 車を降りました。銀行の前にたどり着き ドアを開けようと

取手に 手をかけたとき 視線が 足元に向きました。

そこには $20紙幣が 落ちていたのです。

銀行ですから 誰かが 落としたのかもしれません。

が 風の通る 外のアイルに 紙幣が 飛ばずにいることも 不自然でした。

とにかく 必要だった私は すかさず それを 手に取ると ドアを開け 中に 

入って行きました。

そして 手続きを 終えたのです。

 

夜 知人に 電話をし そのことを 話しました。

すると 知人は それは 宇宙が あなたの計画を 後押ししてくれている

証拠だよと 言いました。

 

私にとって この出来事は 一生忘れることのできないものとなって 記憶に

残っています。

私たちは 何かと 孤独に 戦わなくてはいけない状況で 自分は一人ぼっち

だと 思いがちです。

でも それは 依怙地な考えだと その体験を 通したからこそ 思います。

私たちが 自分の魂の成長の為に 行うことは それを 本当に 望むなら、

宇宙は 私たちが ズルしている時も、嘘をついている時も、頑張っている時も

ちゃんと 見ていてくれるのです。

そして 絶妙なタイミングで 手を差し伸べてくるのです。

*文上で 宇宙と表現することが 多々あります。これは うまく当てはまる

言葉が 見つからない為に 何か 肉眼では見えない 大きな エネルギーの流れや 

力のことを このように 表現しています。

 

もう一つ 似たような話があります。

当時 私は 隣町にある ホテルで 仕事をしていました。

予約が立て込んで とても忙しく ランチタイムも 削らなくてはいけないほど。
でも 肉体労働なので お腹が空きます。

お客さんの前で お腹がなるのも 失礼な気がして 短い空き時間に 急いで 

社員食堂に 向かいました。

販売機から 食券を買わなくては ランチを買えない 仕組みなのですが 残りの

$1ドルというところで 紙幣が ふにゃふにゃすぎて 販売機が 受け取りません。

何度か 入れてみたものの 吐き出されます。

私の左手は 販売機の上に 置いてあり 右手で 紙幣を 差し込んでいる姿勢です。

時間がないのに どういうこと?と 少しイライラしながら 何度か 試しました。

そして 何度目かに そのふにゃふにゃの $1が 吐き出された時 ふと気づくと

私の手のひらが 別の$1紙幣に 触れていることに 気づきました。

それは 新品ではないけど まだ 厚みがあって まっすぐです。

私は 販売機の 受け取らなかった $1を ポケットに入れると 別の$1で

食券を 購入することができました。

ピンチというほどの 状況ではなかったのです。

もし 買えなくても そのまま 仕事に 戻って 自宅に戻るまで 我慢すれば

いいだけの話なのです。

が それもまた 最初の話のように とても 不思議な 出来事の一つです。

誰かが 置き忘れたなら 最初に 販売機に 手を乗せた時点で 感じていたと

思います。でも その時は 金属の 平らで 冷たい 感触だけでした。

その後も 現在に至るまで 似たような ことは 別の形で 頻繁に 起こって

います。

その度に 宇宙に見つめられて サポートされている自分を 感じています。

そのことについては この先 ゆっくりと シェアしていきたいと 思っています。