月と海の間で

ゆらゆらと 波にゆられて 思うこと

炊きたての ゴ・キ・ブ・リ

波乗りをする前に 水を飲む以外は ほとんど食べない私。

起きてすぐ、日の出前に ビーチに向かうので お腹が 空いてないというのが

理由です。

ここ11年ぐらい スタンダップサーフィンというのを やってまして これが 

通常の サーフィンに比べると 運動量が 多いのです。

常に 板の上に立っている状態ですから 全身の筋肉と神経が 揺れる海の上で 

バランスを 保つために 休む間もなく働いてる状態。

それで 海から上がる頃には かなり お腹が空いています。ほとんどの場合

お腹が空くから 上がるのですけど。

 

ある朝 家に すぐ食べれるようなもの(バナナとかパンとか)がないので

ビーチに行く前に あらかじめ ご飯のスイッチを入れて 出かけたのです。

思う存分 波乗りし、お腹も かなり空いて 家に戻りました。

シャワーも浴びず 水着のままで キッチンに向かい 炊飯器の蓋を あけました。

すると 炊けたご飯の ちょうど 真ん中に チャバネゴキブリが うつ伏せのまま

形が崩れることなく 乗っかってました。

ものすごい ショックでした。

お腹が 空いて 今すぐ食べたい。それなのに そこには ゴキブリまで 炊けて

ある。

新しく 炊き直したら 最低 20分は 待たなくてはいけない。

そうした 一瞬の 葛藤の中 私は ゴキブリと その下の ご飯を 少しだけ

掬い取ると 縁側に 捨てて 釜の中に 残ったご飯を いつも通りに 食べました。

多分 このゴキブリは 時間表示のプラスチックカバーの下に 潜んでいたのです。

前に そこで 見かけたことがあります。

一体 どのような タイミングで ご飯の上に落ちたのか 釜の中の水を 加熱する

タイミングの時に 落ちたなら ご飯には ゴキブリの出汁が まんべんなく しみて

いることになります。

でも 形を 残していたということは それほど 長い間 そこにいたのでは ないの

かもしれません。

いろんなことが 頭の中を 駆け巡りますが とにかく お腹が空いていたので 

深く 考えずに 食べ終わりました。

 

さすがに 炊きたての ゴキブリは 食べれないと思います。

もっとも これが 普通のゴキブリサイズなら 明らかに 釜の中の ご飯は

すべて 捨てられてました。が、チャバネゴキブリは とても小さく 外観に

威圧感がありません。

なので あまり 抵抗がなかったです。


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