月と海の間で

ゆらゆらと 波にゆられて 思うこと

詩(言葉)〜闇〜

闇は 闇を 飲み込んで 巨大化していく。

色には それぞれ 別々の 振動があるけど 闇の振動は 重くて 低くどれも   同じだ。

例えば それを 音にすると ドレミの音階で レだけとか ラだけとか とても  退屈だ。


闇は 嘘をつく。それは 闇を 持つものを 知るために。嘘に 同調することが その証になる。そして 闇は さらに 闇を得て 巨大化していく。闇は 深く どこまでも 沈んでいく。沈みたくないものを 引きづりこみながら。

 

闇は 孤独だ。にも 関わらず 闇は 孤独でいられない。だからこそ 闇は 闇を求め 闇を 飲み込み どこまでも 巨大化していくだけだ。

 

闇は 愛されないものたち。暗い産道を通って 出たところが さらに闇だった
ものたちが 選んだ人生。

闇は 啜り泣くことで 目から闇を流し、悪態をつくときは 口から闇を
吐き出す。それに触れたものは 闇となっていく。

闇は 闇だけで 世界を 構築する。
そのための エネルギーが 必要になったときは いつものように 捏造した話で  人間の中にある 闇を引き出し それを 吸い込む。
パターンは 変わらない。

そうして 闇は どんどん重力を 重くして 沈んでいく。
力のあるものたちを 封印しながら。